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爪もみ療法

(1)もむのは、手の指の爪の生えぎわです。基本的に、両手の親指、人さし指、中指、小指の4本の指 をもみます。

これらの指の爪の生えぎわをよくもむと、副交感神経が優位になり、血 行が促進されます。ただし、薬指 は交感神経を刺激してしまうので、特別な場合以外は使 いません。

その後、5本の指を刺激すると、白血球総数をふやし、顆粒球とリンパ球のバランスを良好にする結果が得られました。
薬指は交感神経を刺激する指なので、単独で刺激すると免疫力を低下させてしまう可能性があります。薬指だけを刺激することは避け、必ず、ほかの4本の指といっしょに刺激するようにしましょう。

(2)親指は肺などの呼吸器、人さし指は心臓や腎臓などの循環器に効果があります。病気・症状別に分けると、次のようになります。

●親指(呼吸器)
アトピー性皮膚炎、せき、ぜんそく、難聴、耳鳴り、リウマチ、ガンなど

●人さし指(消化器)
胃・十二指腸潰瘍、胃弱など

●小指(循環器)
脳梗塞、ボケ、物忘れ、不眠、高血圧、糖尿病、肩こり、腰痛、手の痛み、動悸、頭痛、腎臓病、バーチャー病、手足のしびれ、肥満、肝炎、更年期障害、顔面神経痛、目の病気など

 中指は、これらの指といっしょに刺激すると効果が高まります。 たとえば、胃の調子が悪いという場合、親指、人さし指、中指、小指の4本の指をそれぞれ刺激しますが(薬指は使わない)、とりわけ消化器に効果のある人さし指の爪の生えぎわを念入りにもみます。

(3)刺激するときは、反対側の手の親指と人さし指で爪の生えぎわを両側からつまんで、そのまま押しもみします。
爪もみ療法
1本の指を、10秒ずつもみます。念入りに刺激する指 は、20秒ずつもんでください。

以上、両手の親指、人さし指、中指、小指をひととおり刺激するのを、1日に2~3度行うといいでしょう。
原則として、子供も大人と同じようにやってもかまいません。

(4)刺激するときは、指の先端で痛いくらいに押しもみしてください。
軽い刺激では効果がありません。あまり強すぎてもいけませんが、少し痛いというくらいにもむのがいいのです。
出血するほど、強く刺激してはいけません。

爪もみ療法をすると、その日のうちに効果が出てくる人もいます。しかし、それで安心せず、じっくりと治すつもりで刺激を続けましょう。

 人によっては、刺激すると症状が一時的に悪化する場合があります。このとき爪もみ療法をやめると、元に戻ってしまします。根気よく続けていると、1ヶ月ほどで、みるみると症状が改善していくのがわかるはずです。

 なお、とくに下半身の症状を改善したい場合は、手の指に加えて、足の指をもんでください。やり方は、手の指の場合を同様です。

 手の親指は足の第一指、手の人さし指は足の第二指、 手の中指は足の第三指、手の小指は足の第五指に対応します。手の薬指に対応する足の第四指も、手の場合と同様に、使いません。
 これらの足の爪の生えぎわを、少し強めに手の指でつまんでもみましょう。

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